~妻で母で私らしく~女将の日記
若女将の日記です
わかやま12湯推進協議会による『巡湯帳』が完成しました(販売は4月1日~)
その記者発表で、県庁へ。
多くのメディアがお集り下さいました。 実は司会もした私。
質疑応答でご質問が無かったらどうしようって心配もあったのですが・・・ 次から次へと手が挙がり、興味を持って下さったことがとても嬉しかったです。
この巡湯帳は観光客を点在する和歌山全域の温泉地に誘致すること、回遊性を高めることなどを目的としています。
「和歌山と言えば温泉を楽しまなきゃ!」って誰もが思ってくれるようがんばっているのです。 御湯印を集めながら温泉巡りが楽しめる「巡湯帳」 ぜひいち早くコンプリートして和歌山愛を示してください♡(笑)
しらさぎオリジナルコーヒーを開発中!!
ツアーのお客様をお見送りしてすぐに東京へ。
目的はコーヒー試飲のため。
しらさぎのサイフォンでたてるまろやかな温泉コーヒーはたくさんのお客様に喜んでいただいてます。
さらにお喜びいただけるしらさぎだけの味わいを開発中。
温泉とこだわりのコーヒーで和める湯宿にしたいのです。
そのため細やかな要望や想いを叶えてくれる焙煎士さんを探して、出会って、あれこれと打ち合わせをして今回が初めての試飲。
もードキドキ。 豆の違い、香りの違い、焙煎の違いなどでコーヒーの印象も味も変わります。
何種も何回も試飲。
子供たちも一緒に味わいまして「これ!」というものがほぼ決まりました。
高品質の豆を一つ一つ手作業で選別。
豆を温泉で洗ってるのも特徴。
とにかく焙煎士さんのコーヒー愛に感動
これがこちらに決めた最大の理由。
しらさぎオリジナルコーヒー完成までには、まだまだ微調整が必要ですが楽しみにお待ち下さいませ。
「白浜のディープな魅力発見ツアー」無事に終了♡
関西読売テレビの女将の密着取材を受けておりまして
そのカメラもお客様のご厚意でツアーを撮影させていただきました。
密着はこの日だけでなく、5日間だったのでなかなか大変でしたが とても楽しい時間をいただきました。
このツアーの魅力は白浜・富田・椿の3つの駅から広がる歴史や文化に触れ、それを守りがんばる人に出会うこと。
スタートは白浜駅。
美容師の尾崎君から真珠ビルの1階nongkrongにて白浜駅の昔と今のお話を。
皆さん熱心に聞き入ってました。
電車に揺られ次は富田駅。 農家の遠藤君がお出迎え。
お話を聞きながら畑までお散歩。 夕食のレタスを収穫♡
子供たちの表情がみるみるうちに緩んで目がキラキラに。 お泊りはもちろんしらさぎです。 湯治文化に触れていただきました。
収穫したレタスをお鍋で。 「こんなに食べられるかな~!!」と言いながらも 自分で収穫した新鮮で美味しいレタス。初体験のレタス鍋は完食でした(笑)
その後は女将との交流会。 湯治のお話や椿ロード計画のお話を。 夢の話をテーマにしたり、とても楽しいひとときでした。
翌朝は裏山の33か所巡り。 私の手作り絵馬を持ってお願い事をして回りました。
こちらの絵馬は椿の普門寺を兼務されているご住職さまにご祈祷をお願いしています。
そして旧椿小学校に出かけ椿ロード計画で育てている椿の花を見学。
この計画を発案した当時の小学6年生たちは、
「自分たちの育てた椿がいつか観光客の方に楽しんでもらえるようにしたい」
と話してたんですよね。
この夢が今回のツアーで叶いました。 参加者の皆さんに感謝です。 湯治文化を拡げ未来へ繋げるのが私の夢。 そのためのエネルギーをたくさんいただきました。
「白浜の歴史、文化知って!異業種の3人協力」
紀伊民報さんと朝日新聞さんでツアーの紹介をしていただきました。
同じ白浜でも土地それぞれに受け継がれる歴史や文化、そしてそこに暮らす人の交流があります。
古き良きものを伝え、守りながら今の時代に求められるものへと形にしていく。
そして次の時代へ繋げていくのが私たちの役割。
それにしても紀伊民報さんの反響はすごいですね。
掲載された日に富田地区の方の食事会があったのね。 (何十年もずーっとしらさぎで開催してくれてる超常連さん♡)
新聞見たよ。応援してるで!
若い人ががんばってるのは嬉しい。
富田の農業も一緒に盛り上げてよ。
椿だけやなく白浜も富田も頼んどくで。
皆さんが口々に応援と感謝の言葉をかけてくれました。
中には握手を求めて下さる方も(笑)
暮らす町への想いが伝わってきて胸が熱くなりました。
ツアーの参加者の皆さんに素敵な白浜のお話をたくさんしたいと思います。
椿温泉の湯治文化にも触れていただき、みんなで茶粥を炊いたり交流会で楽しんでいただきます。
がんばろう♬ツアー開催は2月17日 まだ空きございます。
ぜひお越しくださいませ。
お問い合わせ 旅館しらさぎ(0739-46-0321)
ご予約は 紀伊トラベル(0739-42-2352)Email:travel@nsap.co.jp
同級生の進水式。
海風が吹き荒れる波止場で力強く大漁旗が揺れてました。
こんな寒い日であってもお餅まきには必ず人が多く集まる
その後のお祝いの会はしらさぎで。 67名!宴会場はぎゅうぎゅう詰め
それをわかってて開催してくれる気持ちが本当に嬉しい。
彼とは小学校の同級生なのです。
同じように歳を重ねてるのにいつも小学生の感じで話してしまう(笑)
でも、確実に時間は流れてますね。
大きな覚悟と夢を持ってこの船を造ったのだと思うと胸がいっぱいで、
彼の挨拶を聞きながら涙が溢れました。
息子さん二人も漁師として彼と共にがんばってる。 これは本当に幸せなこと。
こんな寒くて風が吹き荒れる日に進水式が無事に盛大に開催できたことに
どんな苦境も乗り越えていける船の未来を見てるようでした。
がんばれ! 私もがんばります。 写真はお支払にきてくれた時だから普段着
白浜といえば、白浜温泉・白良浜・パンダ!と魅力がたくさん。
でも、それだけじゃないんです!
ディープな白浜を私たちと一緒に楽しんで過ごしてみませんか?
白浜温泉もいいけれど、湯治の歴史が残る泉質の良さを誇る「椿温泉」
この地の湯治文化に触れよう!温泉宿と湯治宿の違いを知ると温泉がもっと好きになるはず。
痛みや心身の疲労を和らげると言われるツルツルの湯はph9.9以上で
美肌効果にも期待大♡
白浜は農業の町でもあり適度な潮風が野菜を美味しく育てます。
この時期はレタス!実はレタス栽培は和歌山が最初なんです。
農業体験をして自分で収穫したレタスを食べましょう。
白浜駅商店街でがんばる美容師・尾崎さん、白浜の農業を支える遠藤さん
椿温泉の湯治文化を守るパンダのおかみさん熊野が皆さんをもてなします♡
皆さまのご参加お待ちしております。お一人様でもOKです。
ツアー予約はチラシに記されている
(株)南紀白浜エアポート(紀伊トラベル)まで。
0739-42-2352 Email:travel@nsap.co.jp
昨夜は「しらさぎ忘年会」でした。
スタッフは宿の宝。 一年でこのことを深く思う日。
今年は「湯治」「椿温泉」「地域の取り組みや課題」の話をさせていただく機会をたくさんいただきました。
新聞や雑誌やSNSでの掲載や、知事との意見交換会や、IT企業さん、JRさん、教育関係、
スポーツ関係等、多くの方々とご縁をいただくありがたい一年でした。
実は昨夜もサントリーさんとの意見交換に参加させていただいてて忘年会に滑り込みセーフ!!(笑)
こんな風にたくさんの方からお声をかけていただけるのも、私一人ががんばってるからではなくて、スタッフの支えがあるからこそだと思っています。
スタッフは宝。しらさぎの宝。
今年も残り僅かだけど共に助け合いながらチームしらさぎでがんばりましょう。 女将の挨拶ではそんな話をしました。
私はつくづく人に恵まれる人生だと思います。
息子もスタッフに交じって大笑い。
娘は東京から「いいな、いいな、行きたいな」と(笑)
子供たちにとってもスタッフは家族なんだよね。
しらさぎ大家族です。
忙しくなる年末年始、一丸となってがんばります!
「第3回わかやま12湯サミット㏌南紀白浜温泉」
岸本知事はお祝いのビデオメッセージを下さいました。
たくさんの皆様にご参加いただきありがとうございます。
進行役も無事に終わりホッとして飲んだコーヒーが美味しかったこと(笑)
「残酷な天使のテーゼ」やしきたかじんの「東京」など数々の大ヒット曲を生み出している和歌山出身の作詞家・及川眠子先生や白浜にゆかりのあるボクシング世界王者の井岡弘樹さんご夫妻にもご参加いただき華やかな会となりました。眠子先生には特別顧問として就任いただきましたので叱咤激励をいただきながら成長してまいりたいと思います。
わかやま12湯という組織は文字通り温泉をPRする会です。 和歌山と言えば温泉、温泉行くなら和歌山! 旅行をされる皆様にそんな風に選んでいただける県を目指して和歌山の温泉地が一つになってがんばってます。 女性中心で(笑) 男性陣は常に黒子に徹してサポートして下さり感謝しております♡
日本最古湯のひとつ白浜温泉の歴史を白浜観光協会の藤田会長にご講演いただきました。 温泉の湧き出る場所に人が集い発展してきた様子がよくわかりました。 温泉の恩恵を受け発展してきた白浜。そのことを改めて大切に胸に刻みました。心に火が付きました! 藤田会長、ありがとうございます。
3回目のサミットは、わかやま12湯の取り組みが少しずつ浸透してきている手応えを感じました。 そして多くの方に「がんばってるね、力になるから何でも相談して!」 「女将の温泉愛は前回のサミットから心に残ってます」 「私たちも一緒にがんばりたい」 そんな心強い言葉をたくさんかけていただきました。 あと、多かった声が「痩せましたね」 ちょっと食べなきゃだなぁとも思いました。 仕事も体力作りもがんばりまっす!!
私はsle(全身エリテマトーデス)という難病と14年前からお付き合いしております。
写真は薬で顔がパンパン!ムーンフェイスという副作用が一番強く出てた頃です。
8年前かな、全国放送の制作の方から依頼があったのは。
「ムーンフェイスのお写真をいただけませんか?」と。
黙っている私に頭を下げるように
「幸代さんだとわからないよう工夫します。 例えば目を隠すとか・・・なのでどうかお願いします」
制作の方の気持ちはわかります。
私もこの副作用がむちゃくちゃ辛かったから。
だけど、それを隠すのはもっと嫌!って思ったの。 私は私だから。
「そのままの写真で紹介してください。隠すなら写真は提供しません。」
そう伝えました。
そして堂々と大きな顔が全国デビューを果たした日が2015年の今日でしたー!!
当時、娘が「ママのお顔アンパンみたい」と喜んでてね、
息子はずっと「ママのホッペ、むにむにするの好き」と摘まんでました。
これは今でも続いてる(笑)
子供たちの愛を思い出し朝から涙がポロポロこぼれました。
誰にも私だと気づいてもらえなかったんだよね。
可哀そうに・・とか、昔はこんな顔ちゃうかったよね、とか会う人会う人に言われて対人恐怖症になった時もあった。
それでも、子供たちの言葉で気持ちが明るい方へ切り替わりました。
そして私がいつも心に思っていたことは
「何年か先に今を振り返った時、笑っている自分でいよう!」
~どんな時でも今が好き。そう思える人生を~
これが私の座右の銘です。
大きな顔も、10キロ痩せてスッキリした顔もどちらも私。 何も変わらない。
あっ、でもスッキリしても安心はできない!
また薬が増えたら大きくなりますぜ~(笑)
色々なことを思い出す日でした。
こんな明るい思考回路を持つ私に産み育ててくれた父母に感謝します。
こんなママを愛してくれる子供たちにも。
そして最後まで読んでくれた皆さまおひとりおひとりに・・・
ありがとうございます。
朝からテレビ和歌山「南紀へ行こう!」の収録でした。
紀南地域の街の魅力を伝えていこう♬という番組です。
湯治に対する熱い想いをしゃべらせていただきました。
それと元祖釜飯やサポート女将たちと作った湯治釜飯のお話に
パンダのおかみさん(絵本)、湯治ワーケーションのお話など盛りだくさんの内容。
編集がきっと大変(笑)
メディアを通して椿温泉の湯治文化が一人でも多くの方の心に
届いてくれたら嬉しいです。
放送日が決まったらお知らせするので県内の方はぜひ♡
放送後YouTubeでもご覧いただけるようです。
こちらはテレビと違いほぼノーカットだそうですが相変わらず
しゃべりまくってます(笑)
ボブ・サップさんがお茶をしに立ち寄ってくれました。
総勢13人!しらさぎロビーが満席(笑)
たまたま今日がお誕生日なのもTシャツが椿色なのも運命だな♡
そして私、バースデーソングを歌わせていただきました。
「ありがとう」と差し出された手が私の顔くらいあってビックリ!!
椿の木が私の背を越えた! 艶やかな緑の葉がお日様の光でキラキラ眩しい。
本当に逞しく育ってる。 5cmほどの枝だったのになぁ。
そんな椿の木を眺めながらいつも心に思うのは
「悲しみを受け入れ、乗り越え、花を咲かせよう」
ここまで元気に大きくなったのは皆さんのおかげ。
母やしらさぎスタッフ、そして地域の人が早朝から草引きをしてくれました。
私の病気は紫外線がダメなのでお手伝いはできません。
なのでお弁当を作って応援に。 家族の分もあわせて9個!
朝からせっせと作りました。 このくらいしかできないのでね。
お弁当を持って椿小学校に着いたとたん目に飛び込んできたのは ガラーンとした校庭。
遊具が老朽化し撤去されていました。 寂しさが込み上げて言葉がでない。
でもね、すぐに気持ちを立て直せたんだよね。 椿の木から学んだ言葉。
「悲しみを受け入れ、乗り越え、花を咲かせよう」
寂しいな・・・と呟く息子に
「この椿のように逞しく雄々しくいこう!!」
気合を入れながら、自分にも言い聞かせました。
私にはまだまだやるべきことがあるなぁ。本当にそう思います。