しらさぎの湯治について
【湯治文化を未来へ】 クラウドファンディングに挑戦中です!(12月20日まで)
椿温泉の歴史を作ってきた湯治文化。 名湯が湧き出る町なのに旅館の廃業が続き保育園・小学校が閉校し地域は元気を失いました。
この15年間、私は椿温泉の湯治文化を広め未来へ残すため必死に取り組んできました。
ほんとそれしかしてない
椿温泉の素晴らしさを伝えここで暮らす子供たちに誇りを持って欲しかったから。
年一回のお祭りを開催。ご当地ソングを作る。 音楽部を作る。
椿マイスター認定制度を立ち上げる。 椿ロード計画で椿の挿し木から花を育てる。
椿温泉の湯治文化をテレビ・ラジオ・新聞・講演で語ってきました。
私のやってきたことは目に見えて何かを大きく変えたとは言えません。
それでもひとつ自信を持って言えることがあります。
それは、取り巻く人が確実に変わった、そしてとても増えたということ。
今までがんばれてこれたのは支えてくれた皆さんがいたから。
「女将ー!」「熊野さん」「幸代さん」「さっちゃん」って声をかけてくれた。
だから踏ん張れた。 病気の痛みにも負けないで前に進んでこれました。
ありがとうございます。
今回のチャレンジも「湯治文化を未来へ繋いでいきたい」という私の想いに賛同し、
椿温泉に訪れ、その良さを実感した皆さんがクラウドファンディングをしよう!と声をかけてくれました。
未来へ継承するには、若い世代への認知度を上げること そして良さを実感してもらうことが大切なんだけど、
それが何より難しい。迷走しています。
若い世代に向けての新たな湯治企画を長い時間をかけて作りました。
(リターン商品で体験プランとして紹介しています)
支援金は新しい湯治企画の運営経費・湯治をひろめるための広報・宣伝費などに大切に使わせていただきます。
この試みはすぐに形として見えるものではありませんが今まで以上に一生懸命に取り組んでまいります。
このクラウドファンディングが椿温泉の湯治を知っていただくきっかけになってくれたらと願います。
応援とご支援よろしくお願いいたします。
椿温泉 湯治のできる宿しらさぎ 女将 熊野幸代
クラウドファンディングのページはこちらから
湯治って何?
よくわからない方が多いと思います。
簡単に言うと
温泉地でゆっくり心と体を休ませること、
ゆるりと過ごすことだと思います。
昔は1週間とか10日間とか長い滞在をされる方がほとんどでしたが
今は2~3泊の方が多いです。
それでもちゃんと自分の体や心のリラックスのために時間を使うって
とても大切。お一人旅が初めての方でも大丈夫!
実はそんな方が多くて、皆さん最初は緊張されてますが、
自然と慣れてゆっくり過ごされていますから♬
連泊中のお昼は別料金ですが自由にメニューからご注文いただけます。
温泉粥や紀州の茶粥が人気♡
自家製の梅干しや金山寺味噌と食べるとほーんと美味しい!
焼き餅も入ってるのでぜひ
この地域の方言で「おかゆ」は「おかいさん」って言います。
「わかやま12湯サミットin熊野本宮大社・川湯温泉」 全国初じゃないかな。
4回目となる温泉サミットは世界遺産登録20周年を迎えた熊野本宮大社での献湯祭からはじまりました。
各温泉地で個々に献湯祭は執り行われてると思いますが、それぞれの源泉を集め一度に奉納するのは全国初じゃないかと思います。
(わかやま)(みなべ)(白浜・椿)(南紀勝浦)(湯川)(湯の峰)(渡瀬)(川湯)(龍神)(太地)(串本)(すさみ)の12のエリアの源泉を奉納しました。
私は(白浜・椿エリア)を担当。
この筒には6つの源泉がブレンドされてたの。
なんと贅沢で貴重なお湯だと運びながら震えました。
九鬼宮司から熊野本宮大社の御祭神が熊野三山に共通する熊野十二所権現12柱の神々であることから、12湯とご縁を感じるというお話をいただきました。
蘇りの聖地で温泉と人々は古来から深く関わってきたことを改めて感じました。 未来へ繋いでいく使命感も更に強くなりました。 がんばろう。
その後、川湯温泉のみどりやさんに会場を移し第2部へ。
九鬼宮司のお話をはじめ、旭堂南龍さんによる「小栗判官と照手姫」の講談、及川眠子先生が作詞をされた曲をKAYAさんが披露するスペシャルライブなど盛りだくさんの内容でした。
一年に一度の大祭が無事に終わり安堵。
「あー温泉に浸かりたい!!」と帰りの車の中で思わず叫んでしまった笑
忘れられない一日になりました。
「日本温泉気候物理医学会㏌白浜」 こちらの学会で発表をさせていただきました!
「和歌山湯治ワーケーションが育んだ人的交流と地域愛着 ~都市と地域が共にWeIIbeingであるために~」
ここにくるまでの道のりは本当に長かった。
こうして形にできたのは熱意と信念を共に持ち続けてくれた産業医内田さやか先生のおかげ。
全国から集まった方々の発表を聴きながら思ったのは・・・
地域性、暮らす人、自然環境、食事などこれらすべてが合わさりその土地ごとに湯治文化があるのだと。
泉質の違いもありますが、その土地だからこその要素が加わりそれぞれの温泉地特有の湯治文化が生まれたんだと思います。
発表でお伝えしたのは、今までの療養を目的とする湯治を大切にしながら新たな湯治を展開していきたいという想いと仕組み。
ストレスや悩みを抱えた都市部労働者が温泉による体への効果に加え、心も共に元気に豊かになること。
宿がお客様と地域を繋ぎ、やりがいや生きがいまた地域愛を育む環境を作ります。
それにより地域側も人脈が拡がる、湯治客からのアイデアやスキルの提供により
地域力がアップするなど 双方が良くなる新しい湯治を提供していきたいと思います。
「遠くへ行きたい」 秘湯ハンター春の紀州で温泉ざんまい!が放送されました。
白浜~那智勝浦までますだおかだの増田さんが訪ね歩き魅力を紹介して下さいました。
しらさぎにも「ただいま」と2度目のご来館。 当宿のご紹介もしていただきました。
「我が道を行く!女将・大女将」という見出しがついてた(笑) 間違いではない(笑)ありがとうございます。
楽しく拝見させていただきました。
たくさんの方がご連絡を下さいました。 ありがとうございます♡
グループや団体でのご旅行なら当宿のとびっきり楽しい着せオケ宴会をお試しくださいませ。
ゆったりのんびりしたい方は湯治へどうぞ。お一人さま歓迎です。
1泊~受付しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
名湯に浸かりにおいでくださいませ
和歌山の魅力が満載♬しばらくTVerで無料配信中されますのでぜひ。