椿小学校の閉校式を終えて。母と子の0%への挑戦。
「椿小学校閉校式」を終えて
母として育友会長として走り続けた一年。
本当に心も体も休まる日はなかったな。
次年度は在校生が息子ひとりとなる状況で
統合はやむを得ないという声があがるのも当然のことでしたし
私もそのことは育友会長としても理解しておりました。
でもね、たったひとりの在校生が
「学校を残してほしい。ここで卒業したい」と涙を流し訴えてきた時
会長としても母親としても、子供の声に寄り添いながら・・・
可能性が0%!だとしても
大切な学校を守るため必死になる!最後まであきらめない!
そんな大人がいること、そしてそんな大人の背中を 見せてやることが
今、私がやるべきことだと思いました。
区の会議で泣きながら子供の想いを訴えたこともあったな。。。
統合が決まってからは、現実を受け入れ、悲しみを乗り越え
前向きになることを子供と共に経験してきました。
だから、私も息子も一生懸命にやったという達成感と 自信に満ちています。
閉校記念行事で在校生の言葉を伝えた息子。
一生懸命に自分で考えていた挨拶。
「寂しさを乗り越えて新しい学校でがんばります。
先生、地域の皆さん、卒業生のお兄さんお姉さん。
これまでぼくをたくさん支えてくれて、助けてくれて、
笑顔にしてくれてありがとうございます。
僕は、本当に先生や・友達や・地域の皆さん そして家族が大好きです。
椿小学校が大好きです。」
その言葉を聞いて全て報われました。
ありがとう。。。椿小学校。
そしてたくさんの悲しみを乗り越え 強くなった息子に
心から拍手を贈ります。0%への挑戦はやはり叶わなかったけど
その経験から得たものは宝です。本当にありがとう。