しらさぎの湯治について
椿温泉「椿ロード計画」最後の移植!植樹祭の日
「椿ロード計画」最終章 ~最後の植樹祭~
5年間で育てた100本の椿。最後の移植先は閉校した椿小学校。
15㎝くらいの小さな枝が1mを超える立派な木に成長しました。
本日、発案者の子供たちを中心に植樹祭を行いました。
新聞社4社にテレビ和歌山さんも取材に。 小学6年生の時のあどけない
インタビューを思い出しながら高校3年生となった子供たちの言葉に
それぞれの成長と、この計画が子供の心に残した確かなものを感じ
胸が熱くなりました。
「私たちだけでは何もできなかった。地域の方のが支えてくれて夢が形になりました。
小さな枝がこんなに大きくなったことが嬉しいです。ありがとうございます。
この町を来年は出ていくことになると思います。
どうか引き続き椿をお願いします」
当時の担任の先生からは
「授業で子供たちから出た提案。椿を挿し木から花が咲くまで育てるには
8年はかかる。学校の授業の時間ではできないことを地域の方が受け入れて
くれたから今がある。ありがとうございます」と。
今後、この椿を見守りながらどう活かしていくかは子供たちも含め
考えていきたいと思います。湯治のお客様や地域の皆さまに楽しんでいただけるよう。
とりあえず一区切りがつき安堵の気持ちでいっぱいです。
ゼロから時間をかけて形にしていくのは大変。
でも、それが達成された時の喜びや幸せは経験した者にしかわかりません。
今、むちゃくちゃ幸せな私。 地域で共に暮らす大人として子供たちと
郷土愛を育みながらがんばった5年間。私にとっても宝物です。