赤ちゃんのお部屋に・・・・
未熟児で産まれてきた愛息子。
産後1ヶ月、NICUに入院しておりました。
母乳を毎日届けるのが
唯一私が息子にしてあげられること。
病院までは車で30分。
肩や指の痛みに耐えながら、辛い日もあるのだけど
でも、息子の顔を見るとそれを
忘れてしまうから不思議です。
帰りの車で、思い出したように 身体のあちこちが痛み出します。
そんなとき、
形のない目には見えない
その大きなものの存在を
改めて想います。
「愛」 なんだな~ と・・・
さて、そんなある日、7歳の娘が
「私も何かしてあげたい」 と。。。
赤ちゃんのお部屋に飾る絵を描くことになりました。
桜・・・
私の大好きな花のひとつです。
淡いやさしい色の花・・・・
女性らしい可愛らしさと
散ることを恐れず一斉に咲き誇る潔さを
持ち合わせたその花に
どうしようもなく惹かれてしまいます。
花びらが春の風に舞うように
ふわりと 心がさらわれて行きます。
う~ん。うまく説明ができませんが。。。
桜の花を眺めていると
気持ちがまっさらになります。
素敵なお花です。
話がずれてしまいました。
舞花作
わたし作
娘とふたりでお花を描きながら
赤ちゃんの帰ってくる日を あれこれ想像しました。
それだけで 幸せ。
赤ちゃんのいない お部屋は 少し寂しいけれど
赤ちゃんベットに、たくさんのオムツ
やさしい色のぬいぐるみに くるくる回るオルゴール
あ~あ なんてやさしい空間なんだろう・・と思います。
そして、そこに私たちの絵も加わりました。
男の子なので、鯉のぼりの貼り絵も作りました。
色紙を張り合わせて作った この鯉のぼりのように
私たち家族も早く一緒に過ごしたいな。。。。
そんなことを願う一日でした。