長い長い夜の話
皆さま こんばんは
それは午前3時
何やら、となりの部屋から物音が・・・
ガサガサ・・・
カリカリカリ・・・
ぶぶぶーーーーん
怖いよ~なに?! なに?!
よく、アニメや漫画で
怖いものに遭遇したとき
「ゴクリ」 って唾をのみこむシーンって
おおげさな表現だと思っていましたが
あれほんとですね。
確かに私の のども ゴクリ と音をたてました。
そうっと 様子をうかがうと
その正体は・・・
わが家の カブト虫さま でございました。
虫かごから逃げ出して
なんとも元気にそして
なんともすごい勢いで
ぶ~ん ぶ~ん と部屋中を飛び回っております(汗)
「・・・・・・」
パパを起こそうかと悩みましたが
この時間にさすがに起こすのはかわいそう。
それにしても
虫かごに入っているときと違って
なんて力強いんだろう。
野生的な感じ。。。
怖いゾ。
こわい・・・けど
どうにかしよう。
なんとかしなくては、自分で。
そう、こんなときはお得意のあれだ!
怖くない。怖くない。
私はカブト虫が大好き。
私はカブト虫とお友達。
なんて可愛いカブト虫さま。
大丈夫。大丈夫。
そうです。暗示をかけるんです。自分に。
私はこれをよくやります(笑)
そして気合を入れカブト虫さまに
いざ!むかおうとしたその瞬間。
それを察知したのか
あちらからものすごい勢いで
ぶぶぶぶぶーーーーーん!!!と
飛んできてくれ
私の肩に。。。。。
ぎゃ~あああああ
あまりに突然のことに
暗示も何もふっとんだ私でした。
無事に、虫かごにかえし
ようやく眠りについた私。。。。
といいたいのですが
あんなに元気に飛んでいた
カブト虫の姿を思い出すと
なんだか切なくなってきてしまいました。
逃がしてあげるのが一番幸せなんだと
分かっていつつ
娘が一生懸命お世話しているし、
それにぎんちゃん(同級生の男の子)が
大切にしていたカブト虫を
くれた気持ちを思うと
そうもできず、あれこれ考え
3倍大きな虫かごにお引越ししました。
カブト虫さまが少しのびのびしているように
見えるのは私の勝手な思い込みかな。。。。
そんなこんなで私の長い夜が終わりました。
おやすみなさい。