日常
親子2代で・・・広橋さん
昼食中のお馴染み広橋さん。
トーストとコーヒーがいつものスタイル。
広橋さんのお父さん(青木さん)もまた、古いお馴染みさんでした。
親子2代でお越しいただいているお客様です。
青木さんは亡くなられて20年以上になるでしょうか・・・・。 おだやかでやさしい人でした。
私はとても小さかったので、『青木のおじいちゃん』 という名前の響きを覚えている程度なのですが、 広橋さんは、「父親は、よくあなたの事を話してたわよ」 と聞かされ、古い時のしらさぎや木造の匂いを思い出しました。 「父があなたの事を『ついこの前までは、ハイハイしていたのに保育園に通いはじめてたよ』 と驚いたように家に帰って話していた事を思い出すわ・・・。」
広橋さんがなつかしそうに、話してくれた。
「私も、あなたのお子さんを見て同じ事を思うのよね。 父がいつも感じていた思いってこれなんだなぁ・・・と思うわ」
私も広橋さんもお互いの話をそんなに深く知る訳ではないのに すごく身近に感じられ、同じ温かい懐かしい思いを持てるのは まぎれもなく青木のおじいちゃんのおかげだ。
今は亡きおじいちゃんがつなげてくれた縁なのだと ありがたく思った。